"共育"とは? 4
「人を道具として」の人間観における教育が、先生と生徒という、教える側と教えられる側によってなされる"師的"あるいは"個的"の縦型であるのに対して、「人を人として」における教育は、仲間による横型に負うところが大きいのです。
「部下に上を向かせるな。横を向かせろ」
・・・と言いたいのです。
ある人が、チームワーク学校のホームリーダーを体験の後、自分の高校生の娘さんに対して同じ試みをやってみたが、どうもうまくいかないとぼやいていました。
うまくいかないはずです。
"横"がいないからです。
乱暴な表現ですが、以上のような「まかせる」ための進めかたを、ひと言で私は、"芋洗い"だと称しています。
最近では変わっているのでしょうが、地方では芋を洗うとき、大きな桶に芋を入れ、それに水を張り、棒をその中に突っ込んで、ごしごしと掻き混ぜていました。
芋どうしが互いにぶつかり合って、互いにきれいに磨かれていくわけです。
"芋"が"芋"を洗うのです。
桶が課題です。
"桶"の中でが絶対条件であって、そこから飛び出しては仕事になりません。