時間意識の革命
イタリアで1日を等分の24時間に分けたのは14世紀初めのこと。
そして夜中の1時に1つ、2時には2つといったふうに、等間隔時で午前午後それぞれ12回。
最初の鐘を鳴らしたのはサン・ゴッタルド教会の鐘で、1335年のことでした。
・・・こうして15世紀になると、機械時計の普及とともにヨーロッパ各地で急速に定時法が採用されるようになります。
定時法システムの成立によって、等価等質の労働時間を単位とする商品生産、産業資本成立の基礎的条件ができ上がります。
ところで注目すべきは、定時法の普及に積極的であったのは、新興都市市民階級であったということです。
・・・というのは、商人や手工業者の間では、「時間」が職業的営みのなかで、貨幣と同じように貴重な価値をもつものとして意識されつつあったからです。
これはまだD&G 時計のような腕時計が一般に普及していない頃の話です。